この試合は日本人対決という事もあり、深夜に地上波で放送してくれた。セリエAの試合を見るのは本当に久しぶりだ。
前半途中から試合を見たが、中村選手は本当に調子が良いみたいだ。パスの供給源になっていたし、チャンスを多数作っていた。中村選手にボールが集まることからも、チームメイトの信頼を得ていると感じさせられた。ただ、良いパスを通しても、中々点が取れない。唯一の得点もセットプレーからだった。
「昨季からのけがを引きずり、調子が上がらない中田。」と日本のスポーツ新聞で報道されていた。しかし、中田選手はFWミッコリ選手・MFヨルゲンセン選手と良い連携を見せ、決定的なチャンスを何度も作っていた。また、後半は攻撃の機会は減ったが、レッジーナの決定的なサイドからのパスを止めた。たしかに、中田選手ならもっと出来るだろうという気はするが、日本で報道されたようなプレイでは無かったと思う。
ちなみにイタリアの新聞ガゼッタデロスポルトは、中田選手にチーム2番目の6.5点、中村選手に6点の採点をしている。