その時歴史が動いた  激闘17日、官軍瀬戸際の秘策

今日の「その時歴史が動いた」は面白かった。西南戦争の中でも最大の激闘となった「田原坂の戦い」で、薩摩軍の切り込みに苦戦した政府軍が、士族出身の警察官を抜刀隊として組織し、対抗したというのは興味深い。
漠然としたイメージとして、近代兵器を備えた政府軍が武士を中心とした薩摩軍を破ったと思っていた。「田原坂の戦い」では接近戦が多く、近代兵器を有効に活用出来なかったようだ。また、警察官は、会津藩出身者で薩摩軍に恨みを持つものが多くいたのも、士気が高い要因だった。
西南戦争の後、武士の精神性が見直され、軍人勅諭に影響を与えたという。

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